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    1.物事というのは外見通りに,ひどいことが多い。

    2.何も助けにならないのに,どうして嘆くのか?何も助けにならないからこそ,我々は泣くのだ。

    3.絶望的に感ずることに対して,何ができるだろうか?行きづまりの事柄に対して,何がおかしいのかしばらくの間はわからないものだ。

    4.それに耐えることはできるものだ。

    5.自分が十分に準備ができているものに対して,重要な試みを始めたことは私はいまだかつてない。

    6.する価値のあること全てが,うまくやってのける価値のあるものとは限らない。

    7.全てをうまくやってのける方法などない。失敗は避けられない。

    8.もしも痛みに必要以上の関心を払うならば,楽しむ機会をいくらか失ってしまうだろう。

    9.逃亡とは汚い言葉ではない。自分の目の前に起きることに常に直面できる者などひとりもいないのだ。

    10.時には口実を言うのもよい。口実を言うことに伴う唯一の危険は,口実を言わないふりをすることである。

    11.何も計算はできない。人生というものは何か特定のものではないからである。

    12.我々は皆孤独であることを覚えておくとよい。このことは,皆が同じ状況にいることを知らせてくれるのを助けてくれる。ただし,何らかの助けにはなるが,全てを助ける訳でもない。

    13.自分の状況だけが特別だと人は主張する。皆が本当に凡庸であることを受け入れることほど難しいことはない。

    14.もはや誰かが私のことを愛しているとか,愛していないとかは全く興味がない。そこそこに適当に扱ってくれれば,もうそれでよしとしよう。

    15.事態を変化させることが絶望的であっても,今まで通り他人にやさしくする態度を取り続けなければならない。

    16.自分にとって最善なことでも,十分によいことではないかもしれない。それでも,それをしなければならないかもしれない。

    17.私の具合はよくない。あなたの具合もよくない。そして,それで万事よしなのだ。


    (『シューラーの認知療法入門』p.92-93から)



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