よそ様の記事をそのままお伝えする、というのは、あんまりやらないんですが。
     ハートをわしづかみされたので、特別に。

    (元の記事)
    国立国会図書館/カレントアウェアネス・ポータル
    300ドルで作れるブックスキャナー(製作ガイドあり) Posted 2009年12月14日
    http://www.current.ndl.go.jp/node/15467
    (その元の記事)
    DIY Book Scanners Turn Your Books Into Bytes(2009/12/11付けWired.comの記事)
    http://www.wired.com/gadgetlab/2009/12/diy-book-scanner/
    (その源)
    http://diybookscanner.org/


     ADF(オート・ドキュメント・フィダー;自動給紙装置)付きのスキャナーなら、1分間に60枚とか100枚(しかも両面)ぐらい読み込みます。

     400ページ/20分=分速2もとい20ページは、決して速くない。

     しかし今、考えているのは本です。ADFを通すためには、本をバラバラに解体しないといけない。ちょっとその「ふんぎり」がつかない、あるいは借りてる本なのでできないという場合だってあります。

     借りてる本を平面スキャナーでスキャンするのも、きれいで歪み傾きなくスキャンするためには、かなり強くガラス面に本を押し付け開くようにいなければいけません。押し付けてスキャン、ページをめくって、再度押し付けてスキャン……とやっていくと、本の上げ下ろし、押し付けの繰り返しで、結構くたびれてしまいます。

     Google printでは、自動ページめくり装置付きのスキャナが活躍しているようですが、ページめくりという作業は結構大変で、その装置付きスキャナーの値段も高くなります。

     といったような背景を念頭に置いて、タイトルを今一度どうぞ。

     400ページの本を20分で読み込む「高速」スキャナーが、「たった」300ドルで作れた。これはすごい、すごいことです。

     ですが、実際にその光景を映像で見てみると、「すごい」どころではありませんでした。
     
     答えの映像は、これです。



     そうです、彼はライトとデジカメの間に立ち、リズム良くページをめくっているのでした。
     一番大変そうな部分を『自分』がやってしまうことで技術的&コスト的難問をクリアーする、チープ&クールなソリューションでした。

     フルカラーの製作ガイドも、どこかしら頬がゆるみ、心おどります(動画の彼もちょっと踊ってるみたいに見えますが)。

    DIY High-Speed Book Scanner from Trash and Cheap Cameras(製作ガイド)
    http://diybookscanner.org/PDF/DIY-High-Speed-Book-Scanner-from-Trash-and-Cheap-C.pdf

     読書猿で紹介した本で言うなら、『アマチュア科学者』 に共鳴したような部分が、わくわくするのを禁じ得ません。






     
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