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     世界で一番広く読まれている医学書はなんだろう?

     100年以上の歴史を持ち、あらゆる分野をカバーし、現在ではネット上でも(日本語でも)読める『メルク・マニュアル』だろうか?

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     いや、悪い本ではないが、あれは医者と薬とその他さまざまな医療資源とが、たくさんある「先進国」でしか役に立たない。

     世界の大部分は、いまも医者も薬もその他さまざまな医療資源も「ない」に等しい状況にある。
     だから、世界で一番広く読まれている医学書はWTINDと略称される次のハンドブックだ。

     Where There Is No Doctor: A Village Health Care Handbook
    (医者のいない場所で:村の健康管理ハンドブック)

    Where There Is No Doctor: A Village Health Care HandbookWhere There Is No Doctor: A Village Health Care Handbook
    (1992/05)
    David Werner

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    ペーパーバック版を電子書店等で購入可能だが、
    オンライン版として次のサイトがある。
    http://www.healthwrights.org/books/WTINDonline.htm


     この英語のハンドブックは、1977 年にスペイン語版<Donde No Hay Doctor>の改訂翻訳版として出版された。

     「無料または実費で配布すること、利益を得ないことを条件」に「さしえも含めて、どの部分であれ、著者や出版社の許可なしに、コピーしたり、増刷したり、地域の実情に合うように改作したりしてかまわない」とされ、現在、80以上の言語(スペイン語、英語、フランス語、アラビア語、ヒンズー語、インドネシア語、スペイン語、ネパール語、ロシア語、ウズベク語、イタリア語があり、各地の実情に合うように作られたものとしてアイマラ語、ベンガリ語、中国語、クレオール語、ダーリ語、ドイツ語、カンナダ語、朝鮮語、ラオ語、マラータ語、ポルトガル語、パシュトゥ語、ケチュア語、シュアル語、シンド語、シンハリ語、タミル語、タイ語、チグレ語、チグリナ語、ツワナ語、ウルドゥ語などがある)に翻訳されている。

     病気や健康問題を調べるには、
     1.まず本の末尾のイエローページ(索引)を見て
     2.必要なら目次の項目も見ること

     この本の中で意味の分からない用語に出会ったら
     3.本の後ろの方にあるブルーページ(用語集)を見ること

     そして、どんな薬でも使用する前には、
     4.本のはじめのほうにあるグリーンページを必ず調べて、薬の使用方法、投与量、危険性、予防措置
     5.薬の一覧表と索引はグリーンページの最初にある

     6.最初のブラウンページに村のヘルスワーカー向けの助言がある。


     この本の日本語版(翻訳:河田いこひ)は、上記の非営利原則に基づいて、以下のページに公開されている。

    医者のいないところで
     http://irohira.web.fc2.com/wndoc/index.htm






     
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