ベトナムでは、
    「鐘を叩く」とか「鐘を鳴らす」という言い方はしない。

    「鐘の音を招く」という言い方をするらしい。

    お寺では、
    鐘の係の人が、次のような詩を黙唱した後に、鐘の音を招く。

     体、言葉、心をまったく一体にして、
     鐘の音に寄せて、この気持ちを伝える。
     聞く人が乱れた心から目覚め、
     すべてのあせりと悲しみを超えるように。

    そして鐘の音を聞いた人は、思考を休め、
    三度息を吸って吐いて、次のような句を唱える。

     聴け。聴け。
     このすばらしい音が、
     私を真の自己に戻す。

    鐘の音は、我に返る音、あるいは自己を〈招き入れる〉時に用いる音であるらしい。




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