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    1 ワード・ファミリ

     word familyは、語の基本形に-lyや-ness、un-などを付けたものも合わせて1語に数えたもの。たとえばhappy, happily, happiness, unhappyは、まとめて1語として数える。
     アクティビティとしては、ある単語から派生する単語を、高速で書き出す。
     最も簡単で基本的な、ボキャブラリーの広げ方、最初の一歩。

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     実はWord Family Talesは、ワードファミリとはあまり関係のない(韻を踏む語を一冊ずつにまとめた/1冊275円)アメリカの児童向け英語教材(イギリスのOxford Reading Treeと双璧である)。


    2 ワード・フォーク

     ある単語の前(や後)にどんな動詞や名詞、形容詞がつくかを考えて、これもできるだけ多く書き出す。
     スタートになる単語を柄に、つながる動詞、名詞、形容詞が、フォークの先に見立てている。
     いわゆるコロケーションからボキャブラリーの広げていく。

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    3 ブレインストーミング・マップ


     ある単語をスタートに、連想した語を思いつく限り書き出していく。
     ワード・ファミリとワード・フォークは、このアクティビティの中でも継承される。
     ブレインストーミング・マップではさらに、派生語やコロケーションのような辞書に載っている範囲を超えて、ボキャブラリーを広げていく。

     書き出した単語は、あとで分類・整理する。
     単語の覚え方にもお国柄があるらしく、日本人は語彙を文脈に結びつけて覚えるやり方が多く使われ、類義語をグルーピングしたり既知語と結びつけて語彙処理のレベルを深くする方法はあまり使われないらしい*1ので、勧めてみる。
    *1 Schmitt, N. (1997) Vocabulary learning strategies in Schmitt, N. & McCarthy, M. (eds) Vocabulary: Description, acquisition and pedagogy, 199-227, Cambridge University Press.

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    単語や熟語を意味で分類したシソーラスの元祖。

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    4 英英辞典

     英語を英語で定義してある英英辞典の各項目は、そのまま英単語のネットワークのノードになる。
     「血を吸う」を英語で何というか調べるのに、吸血鬼や蚊の項目を引くやり方を以前書いた。

    「血を吸う」って英語でなんて言う?/英英辞典の粋で助かる使い方 読書猿Classic: between / beyond readers 「血を吸う」って英語でなんて言う?/英英辞典の粋で助かる使い方 読書猿Classic: between / beyond readers このエントリーをはてなブックマークに追加

     それ以外にも、ある語から始めて上位概念や下位概念へとネットワークに沿って移っていくこともできる。
     たとえば、continue, control, defend, foster, guard, maintain, manege, protect, repeat, shelter, sheid, support, ward……といった語は定義を見ればわかるように、みなkeepの下位概念(あるいはkeepの一種、特殊なkeep)である。
     上位/下位の関係がつかめると、単語を忘れたり知らない場合でも、別の表現で代用することができる。これは自分で定義を考えることでもある。そして英英辞典を使うと、その答え合わせもできる。

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    5 語幹/接頭語/接尾語

     単語を覚えるのに語源を参照することは、いつになってもなくならない方法だが、必ずしも効率がいい訳ではない。
     また単語の意味が、元々持っていた意味から変化していくと、語源を参照するだけでは、その意味に到達できなくなる。
     しかし、この意図された回り道は、少なくとも2つの利点を持つ。
     ひとつは、語のコアになっている意味に必然的に立ち戻ること。
     もうひとつは、同じ語幹/接頭語/接尾語を持つ多くの単語とのつながり(ネットワーク)を賦活すること。

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    6 場面描写

     情景としてイメージできたものは記憶に残りやすい。
     情景を描くことは、あるトピックに関連して必要になる語を動員することでもある。
     ひとつのトピックに関わる語の連なりを、情景イメージにリンクすることができる。
     さて、イメージへのアプローチとして、正反対の2つを用意した。
     一つは具体的事物の絵・写真を直裁に提示する(時に図解、分解図へと至る)アプローチ。
     もうひとつは、here/there(此/彼岸)の根源的分割からはじめ、here/thereからcome/goへ、さらにget/put、take/giveというコア動詞から、次第に複雑な世界へと「分割」を繰り返していくアプローチ。

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    7 新語/新聞見出し

     新しい言葉は常に生まれている。
     これまで、語と語の間に結ばれる様々なリンクをたどってきたが、従来の連関の延長線上には無い語の登場は、新たなネットワークの起点になる。
     新しい語は、我々の中のネットワーク、メンタル・レキシコンをまた、賦活させ増殖させていく。

    (マップに登場するもの)
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    英単語の過剰学習にGoogleを使い倒すための+4クリック 読書猿Classic: between / beyond readers 英単語の過剰学習にGoogleを使い倒すための+4クリック 読書猿Classic: between / beyond readers このエントリーをはてなブックマークに追加





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