注意をひきつける

    (興味をひく)参加者の興味を引くために何ができるか?

     →解答例:人間や人々ではなく特定の人物についての事例を使う/複雑な概念をたとえ話で説明する


    (刺激する)どうすれば参加者の探究心を刺激できるか?

     →解答例:今回学ぶ知識で解決できるような問題をはじめに示す/参加者の過去の体験と矛盾する事例や逆説的な事例を出す


    (集中を維持する)どうすればインストラクターのやり方に変化をつけられるか?

     →解答例:テキストの文章表現に複数のスタイル(普通の説明、状況の描写、インタビュー、ナレーションなど)を用いる/参加者からの返事に変化をつけるために複数の投げかけ(口頭での質問/文章による練習問題/手をつかったパズルなど)を用いる
     


    参加者との関連を明確にする
    (目的と関連づける)どうすれば参加者の目的を最も満足させられるか?

     →解答例:学習内容の直接的な利点についてはっきりした記述を盛り込む(参加者にとっての現在の価値)/学習内容が参加者のどんなスキルを向上させるか説明する(参加者にとての未来の価値)


    (興味と合致させる)どうすれば参加者の関心に合わせることができるか?

     →解答例:練習(パスルやクイズ、シミュレーションなど)のなかで参加者同士の協力や競争を盛り込む/同じコースを学習した経験者のエピソードや体験談を紹介する


    (経験と結びつける)どうすれば参加者の経験と結びつけることができるか?

     →解答例:参加者自身が選択できる部分(内容面で・表現面で)を盛り込む/参加者のこれまでの経験と学習内容の関係を説明する
     


    自信をそだてる
    (成功への期待)どうすれば前向きな成功への期待を支援できるか?

     →解答例:参加者自身の目的や目標を書いてもらう機会をつくる/参加者に期待される行動がどういうものかを明示する・事例として示す


    (成功の機会)どうすれば参加者が自分の能力に自信が持てるよう支援できるか?

     →解答例:難易度を参加者のレベルに合わせる/基準を満たした場合のフィードバックや満たしてない場合のフィードバックをデザインする


    (自己コントロール)どうすれば参加者が自分の成功を運やインストラクターのおかげでなく、自分の努力や能力によるものと確信するか?

     →解答例:参加者が学習の流れを選択できる機会をつくる/参加者のペースで学習を進められる工夫をする
     


    満足感をもたらす
    (内発的な満足)どうすれば学習経験それ自体の楽しみを味わってもらえるか?

     →解答例:できるだけ早く習得したスキルを使える機会を参加者に与える/リスクや挑戦を乗り越えたことについての適切な賞賛を行う


    (価値のある成果)どうすれば参加者の学習の成果に価値を与えることができるか?

     →解答例:飽きそうな反復練習には外的なご褒美を準備する/学習進度をグラフなどで明示する


    (公平な扱い)どうすれば公平に扱われていると参加者に感じてもらえるか?

     →解答例:事後テストと学習内容の難易度を一致させる/不公平な扱いについて苦情処理の担当を決める





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