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     これまで何度かやった、Google Scholarの被引用数表示機能を使って、書籍について被引用数の多い順に並べたものの最新版である。

     Google Scholarの被引用数表示機能を使うので、昔の文献ほど不利な扱いになる。非ヨーロッパ語の文献についても同様である。
     
     また《名著》ということと、邦訳が手に入りやすいという理由から書籍に限ったので、被引用数が多くても論文は拾っていない。
     
     これは学術コミュニケーションが論文を中心に行われるハード・サイエンスの諸分野がごっそり落ちてしまって、人文書中心のリストになってしまう以外にも、いろいろ問題がある。
     たとえばロナルド・コースのEconomicaに掲載された論文The Nature of the Firm"(1937年)と、Journal of Law and Economicsに掲載された"The Problem of Social Cost"(1960年)は、ともに被引用数で2万を越えるけれど、両論文に加えて描きおろし論文を含む著作The Firm, the Market and the Law, (University of Chicago Press, 1990).(邦訳『企業・市場・法』東洋経済新報社、1992年)の被引用数はとても少なくて、今回の方式だとリストにあがってこない。
     あと、いかに偉大でも、文学作品は被引用関係を明確にする習慣がないので、自然と西洋世界の思想書の名著リストのようなものになった。

     それでも、いつか/これから何を読もうか迷った時のために、何かの役に立つかもしれない。
     
     
    順位訳書名(邦訳が無い場合は英語書名) 著  者被引用数
    1科学革命の構造 トーマス・クーン 58230
    2想像の共同体 ベネディクト・アンダーソン 42107
    3正義論 ジョン・ロールズ 41670
    4行為と演技 アーヴィング・ゴッフマン 34914
    5Social foundations of thought and actionアルバート・バンデューラ 34171
    6監獄の誕生 ミシェル・フーコー 32146
    7現実の社会的構成 ピーター・バーガー、トーマス・ルックマン 27096
    8Mind in Societyエリ・エス・ヴィゴツキー 26570
    9国富論アダム・スミス25519
    10制度・制度変化・経済成果 ダグラス・C.ノース 25406
    11人間性の心理学 アブラハム・H.マズロー 24742
    12ディスタンクシオン ピエール・ブルデュー 24680
    13Judgement under Uncertainty ダニエル・カーネマン 24405
    14幼児期と社会 エリック・H.エリクソン 24203
    15集合行為論 マンサー・オルソン 24141
    16レトリックと人生 ジョージ・レイコフ、マーク・ジョンソン 23824
    17The Constitution of Society アンソニー・ギデンズ 23790
    18哲学する民主主義 ロバート・D.パトナム 23462
    19分離不安ジョン・ボウルビィ 23338
    20孤独なボウリング ロバート・D.パトナム 23008
    21付きあい方の科学 ロバート・アクセルロッド 22286
    22資本論カール・マルクス21946
    23資本主義・社会主義・民主主義 ヨーゼフ・A.シュンペーター 21865
    24ジェンダー・トラブル ジュディス・バトラー 21615
    25種の起源チャールズ・ダーウィン20927
    26言語と行為 ジョン・L.オースティン 20913
    27Outline of a Theory of Practiceピエール・ブルデュー 20769
    28思考と言語 エリ・エス・ヴィゴツキー 20527
    29精神・自我・社会 ジョージ.H.ミード 20102
    30論理と会話ポール・グライス 19393
    31哲学探究 ルートヴィヒ・ウィトゲンシュタイン 19349
    32文法理論の諸相 ノーム・チョムスキー 19349
    33危険社会 ウルリッヒ・ベック 19069
    34モダニティと自己アイデンティティ アンソニー・ギデンズ 19031
    35民主主義の経済理論 アンソニー・ダウンズ 18539
    36社会理論と社会構造 ロバート・K.マートン 18231
    37社会理論の基礎 ジェームズ・コールマン 18211
    38人的資本 ゲーリー・S.ベッカー 18162
    39ゲームの理論と経済行動 フォン・ノイマン、オスカー・モルゲンシュテルン 18147
    40雇用・利子及び貨幣の一般理論 ジョン・M.ケインズ 17780
    41性の歴史 ミシェル・フーコー 17153
    42The Rise of the Network Society マニュエル・カステル 16495
    43知覚の現象学 M.メルロ=ポンティ 16475
    44Society and the Adolescent Self-Image モリス・ローゼンバーグ 16362
    45行動の機構 ドナルド・O.ヘッブ 16181
    46オーガニゼーションズ ハーバート・サイモン、ジェームズ・マーチ 15899
    47ポストモダニティの条件 デヴィッド・ハーヴェイ 15870
    48経営行動 ハーバート・サイモン 15587
    49プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神 マックス・ウェーバー 15578
    50言語行為 ジョン・R.サール 15256
    51ポストモダンの条件 ジャン・F.リオタール 15204
    52コミュニケイション的行為の理論ユルゲン・ハーバーマス14877
    53暗黙知の次元 マイケル・ポランニー 14847
    54グラムシ獄中ノート アントニオ・グラムシ 14845
    55自由と経済開発 アマルティア・セン 14759
    56スティグマの社会学 アーヴィング・ゴッフマン 14726
    57科学的発見の論理カール・ポパー 14680
    58知の考古学ミシェル・フーコー 14517
    59社会体系論 タルコット・パーソンズ 14168
    60大転換 カール・ポランニー 13902
    61認知意味論 ジョージ・レイコフ 13736
    62対人関係の心理学 フリッツ・ハイダー 13721
    63システムの科学 ハーバート・サイモン 13694
    64統率・束縛理論 ノーム・チョムスキー 13507
    65生態学的視覚論 ジェームズ・J.ギブソン 13213
    66さまよえる近代 アルジュン・アパデュライ 13200
    67経済と社会マックス・ウェーバー13125
    68個人的知識 マイケル・ポランニー 13031
    69文法の構造 ノーム・チョムスキー 12999
    70精神の生態学 グレゴリー・ベイトソン 12692
    71経験と教育 ジョン・デューイ 12574
    72Bodies that Matter ジュディス・バトラー 12328
    73ミニマリスト・プログラム ノーム・チョムスキー 12256
    74Human Problem Solving ハーバート・サイモン 12017
    75社会的選択と個人的評価 ケネス・アロー 11943
    76言葉と物ミシェル・フーコー 11530
    77脱工業社会の到来 ダニエル・ベル 11398
    78A Treatise on the Family ゲーリー・S.ベッカー 11323
    79美徳なき時代アラスデア・マッキンタイア11217
    80「信」無くば立たず フランシス・フクヤマ 11056
    81アナーキー・国家・ユートピア ロバート・ノージック 10968
    82トーテムとタブージグムンド・フロイト10884
    83千のプラトージル・ドゥルーズ、フェリックス・ガタリ10853
    84宗教生活の原初形態エミール・デュルケム10711
    85社会分業論エミール・デュルケム10449
    86存在と時間 マルティン・ハイデガー 10371
    87Political Liberalism ジョン・ロールズ 10334
    88グラマトロジーについてジャック・デリダ10331
    89権威主義的パーソナリティテオドール・アドルノ10192
    90真理と方法 ハンス・G.ガダマー 10157
    91心の概念 ギルバート・ライル 10118
    92危険・不確実性および利潤 フランク・H.ナイト 9958
    93資本主義と自由 ミルトン・フリードマン 9859
    94公共性の構造転換ユルゲン・ハーバーマス9859
    95意味の復権 ジェローム・S.ブルーナー 9766
    96文明の衝突 サミュエル・P.ハンチントン 9616
    97可能世界の心理 ジェローム・S.ブルーナー 9415
    98人間悟性論ジョン・ロック9364
    99地に呪われたる者フランツ・ファノン9250
    100法の概念ハーバート・ハート9202
    101民主主義と教育 ジョン・デューイ 9138
    102科学と人間行動バラス・F・スキナー9124
    103The Architecture of Cognition ジョン・R・アンダーソン 9032
    104哲学と自然の鏡 リチャード・ローティ 8863
    105一般言語学講義フェルディナン・ド・ソシュール8812
    106有閑階級の理論ソースティン・ヴェブレン8786
    107リヴァイアサントマス・ホッブズ8499
    108精神のモジュール形式 ジェリー・フォーダー 8470
    109人間知性研究デイヴィッド・ヒューム 8326
    110純粋理性批判イマヌエル・カント8298
    111認識と関心 ユルゲン・ハバーマス 7852
    112社会行動ジョージ・ホマンズ7797
    113名指しと必然性 ソール・A.クリプキ 7541
    114福利経済学 アーサー・C.ピグー 7503
    115神話作用ロラン・バルト7424
    116言語を生みだす本能 スティーブン・ピンカー 7214
    117解明される意識 ダニエル・デネット 7170
    118エクリジャック・ラカン7127
    119ことばと対象ウィラード・クワイン6842
    120The behavior of organismsバラス・F・スキナー6785
    121自己の分析 ハインツ・コフート 6777
    122経済分析の基礎ポール・サミュエルソン5836
    123構造人類学クロード・レヴィ=ストロース5638
    124新しい産業国家ジョン・K・ガルブレイス5627
    125自己の修復 ハインツ・コフート 5620
    126The Power of Identity マニュエル・カステル 4558
    127空間の詩学ガストン・バシュラール4025
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